コロナ対策に便乗したサービスの低下

スマホの値下げは難しい

今朝のラジオ番組で経済アナリスト森永卓郎氏から、次の趣旨の発言があった。
「スマホ料金の引き下げは良かったが、その手続きには大いに不満がある。ドコモの格安スマホの申し込みについてだ。

インターネットでしか申し込めない仕組みだ。ところがこの手続きがとんでもなく煩雑なのだ。私はパソコンの操作にはある程度慣れている方だが、いきつもどりつ、まる一日時間を取られてしまった。一般のお年寄りにはとてもでないが手が出ないだろう。これでは格安スマホを普及させる意思がないと云われても仕方がない」

私も同様の経験をしたので便乗して不満を記します。

このサイトで使っているサーバーについての不満だ。コロナが問題化した今年の前半からだったと思う。サーバーの利用や操作に関する疑問はそれまでは電話で解決できていた。それが突如電話サービスは停止すると云うことになった。

サービス窓口は管理画面の一定のフォーマットでしか受け付けなくなったのだ。そのフォームもいかにも事務的で一問一答でふるいにかけてくるのだ。そのフォームに事例がなければそこでもうストップだ。

ご承知だと思うが事PCに関しては非常に複雑な課題が多く専門用語も多発どころか連続する。アメリカ生まれだから仕方がないかもしれない。私は森永氏と同じく30年以上も経験して、多少のトラブルシューティングは自己解決できる自信がある。ところが電話では一回のやりとりで解決できる問題が例の事務的ロボットにかかると少なくとも5~6回のやりとりが必要となる。それで解決できればまだ我慢できるが、ロボット野郎にかかっては迷宮入りとなる可能性がはるかに高い。

ただ、ロボット野郎を弁護するとすれば、全くの素人の質問は電話ではロボット野郎の方が参ってしまう「勉強して出直してこい」と云いたいところだろうが、相手がお客さんである以上そっけなく扱うことはできず、延々と時間ばかり浪費してしまう。だからサービスはいつも話し中なのだ。コロナ対策を理由に電話対応を中止する気持ちはよくわかる。

こんなことは他の業界のサービス窓口にも共通する悩み事かもしれない。コロナによってもたらされた、NewNormal(新常態)の共通課題かもしれない。